アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くForterra Systemsが、同社が開発・提供していた仮想空間プラットフォーム「OLIVE」(On-Line Interactive Virtual Environment)を売却した。
Forterra Systemsの「OLIVE」(On-Line Interactive Virtual Environment)は、政府や医療機関、企業、団体向けの業務用3D仮想空間プラットフォーム。主に業務訓練やヴァーチャル会議、カウンセリングなどに利用されており、昨年は軍事雑誌のアワードにも選出されるなど評価も高かった。しかし同社では業績が低下しており昨年末にスタッフの半分をレイオフ。OLIVEも売却されることとなった。但しOLIVEのサービス自体は無くなるわけではなく、ロゴの版権なども含め全てScience Applications International Corporation (SAIC)が既に購入しており、Forterraのスタッフ12名も同社に移籍し今後も運営を続けていくという。