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IBM、視覚障害者向けの仮想空間インターフェースを開発中

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IBM、視覚障害者向けの仮想空間インターフェースを開発中
IBMが、視覚障害者が仮想空間にアクセスするためのWebベースのインターフェースのプロトタイプ「accessible rich Internet application」 (以下ARIA) を開発している。

「ARIA」は、既存の仮想空間のクライアントではなく、視覚障害者がWebベースのスクリーン・リーダーを通じて操作できるインターフェース。仮想空間のサーバーとの情報のやりとりをJavaScriptやVUGateなど各インターフェースを通じて行うように設計されており、これの操作により自分のアバターを好きな場所へ移動させることができる。このインターフェースの活用により、視覚障害者の声によるバーチャル会議などのイベントへの参加が簡単に行えるようになる。また、視覚障害者が操作するアバターを健常者が操作する他のアバターが「手引き歩行」できる機能なども検討中とのこと。現時点ではSecond LifeとFirefoxでの操作に対応しているが、ゆくゆくは他の仮想空間やブラウザでも使えるようにしていくという。

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