オランダのデルフト工科大学の学生Jurjen Caarlsさんが、拡張現実と仮想現実を組み合わせたシステム「Visual Walkman」のプロトタイプを開発した。
「Visual Walkman」はその名の通り視覚に訴えかける”見るウォークマン”。音楽を聞きながら生活空間を自在に動き回るように、現実の上に重ねられた情報を閲覧・操作しながら歩き回れるというもの。
ただ背中にノートPCを背負い、手にデータグローブをはめ、頭にセンサーとカメラが付いたアイウェアを装着するというウォークマンにしては少々重装備な内容ではあるが、あくまでもこれはプロトタイプなので今後の開発で徐々に手軽なものになる予定とのこと。
デルフト工科大学
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(c)Delft University of Technology