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AZAPAエンジニアリングとアイロック、VRドライビングシミュレーター「T3R」を使った体感型車両開発ツールを提供

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AZAPAエンジニアリング株式会社株式会社アイロックが業務提携契約を締結し、VRドライビングシミュレーター「T3R(ティースリーアール)」を用いた新しい車両開発ツールの提供を開始すると発表した。各社の開発内容に合わせて車両制御を精密に再現する、オーダーメイドの車両開発用VRシミュレーターを製作するという。

AZAPAエンジニアリングとアイロック、VRドライビングシミュレーター「T3R」を使った体感型車両開発ツールを提供

アイロックの提供する「T3R」は、プロレーシングドライバーの経験と3Dフローティングフルモーション技術の融合により路面のうねり、振動、重力加速度を忠実に再現できるVRドライビングシュミレーター。主に体験型シミュレーターとして親しまれてきたが、車両開発に知見のあるAZAPAエンジニアリングとの業務提携により、車両開発向けの新しい「T3R」の提供を開始する。よりリアルで正確な車両評価を実現する”バーチャル・ラボ”として、車両設計・評価等の様々な場面で車両開発者をサポートしていくという。
主なT3Rの特徴は以下のとおり。

・ドライバー操作(アクセル・ブレーキ・ステアリングの挙動など)のデータを取得できます。
・実車での実験データを「T3R」で再現、体感することができます。
・色々な路面状況を反映し、それぞれの路面状況での車両挙動をシミュレーションできます。
・官能評価に影響を与えた車両の挙動を数値データで取得し、テストドライバーの感性を設計にフィードバックしやすくします。
・2座席以上の仕様(運転席/助手席/後部座席)へのカスタマイズも可能です。
・カーナビや各種スイッチ類の連接も可能。視認性や操作性の評価に活用できます。
・開発中のシートを設置し、乗心地や長時間走行時の疲労度などの確認も可能です。

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