駐日フィンランド大使館が、公式キャラクターの「フィンたん」がガイド役となりサウナを紹介するVRコンテンツ「サウナVR」を発表した。
「サウナVR」は、フィンランドの伝統的なサウナの楽しみ方をフィンたんが日本語で紹介するコンテンツ。シャワーを浴びるところから始まり、熱した石に水をかけてロウリュ（蒸気）を発生させ、血流促進のためにヴィヒタ（白樺の枝をまとめたもの）で身体を叩く一連のサウナの入り方を紹介しており、最後には涼むために雪景色の中に飛び出し、凍った湖をくり抜いた穴の中に飛び込むシーンもある。
今回開発されたのは360度VR動画と、Oculus Rift向けコンテンツの2種類で、開発はフィンランド・タンペレ市のタンペレ応用科学大学でコンピュータサイエンスを教えるアンティ・ペララ氏が指導する学生たちが担当した。なお、開発にあたっては、2017年に独立100周年を迎えたフィンランドを記念して制作された「フィンたんアニメ」に用いられた3Dデータが使用されているという。なお、フィンたんの声を担当したのは「フィンたんアニメ」と同様、人気声優の早見沙織さん。
Oculus Rift版はフィンランド関連イベントなどで使用される予定で一般配信については未定だが、コンテンツ自体は以下のURLよりダウンロードできる。
https://www.dropbox.com/s/5jg452prlzqeuz9/FintanExe_final.zip?dl=1