「Clash Royale(クラッシュ・ロワイヤル)」(iOS/Android)や「Clash of Clans」(iOS/Android)などのスマートフォン向けゲームの開発・提供で知られるフィンランドのSupercellが、国連が定める国際デーの一つである10月11日の「国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)」に、15歳の女の子を一日CEOに任命するイベントを実施した。
「国際ガールズ・デー」は2011年12月に国連総会で正式に決定された国際デーで、翌2012年よりこの日に合わせて女の子の人権や教育について考え、それらを推進するための様々なイベントが世界中で開催されている。
Supercellでは、現在のフィンランドのゲーム業界、特にゲーム開発者に女性の人材があまりおらず、また女の子のなりたい職業の選択肢にゲーム開発者がなく、結果的にゲーム業界が男性優位社会になっていることを憂慮し、今回「国際ガールズ・デー」のイベントに参加することを決定したという。この日フィンランドではティーンエイジャーの女の子を一日大統領や市長、会社の社長などに任命して社会的リーダーを体験してもらう「Girls Takeover」というイベントを実施しており、Supercellは発展途上国の女の子を支援する慈善団体「Plan」のヘルシンキ支部とコラボレーションし、15歳のSonja Korpelainenさんを一日CEOに任命し、仕事を体験してもらったとのこと。