株式会社Moffが、「PAC-MAN」を、同社のウェアラブルデバイス「MoffBand」を使って認知と身体動作を同時に行いながら健康的に楽しめるデュアルタスク・ゲーム「Moff PAC-MAN」をリリースした。ダウンロードは無料(iOS/Android)。
「Moff PAC-MAN」は、スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続する「Moff Band」を身に着け、ユーザー自身の腕の動きを利用して「PAC-MAN」を上下左右に動かし、迷路の中で「PAC-MAN」をアクティブにコントロールしながらゴーストから逃げたり、パワークッキーや高得点アイテムを食べながらハイスコアまたはベストタイムを競う体感型ゲーム。同社では子供や大人だけでなくお年寄りもターゲットとして展開するとのことで、健康増進や介護・認知症予防に関心の高いシニア世代にも体験してもらうことで、家族全員が楽しく元気に脳も身体も健康的になっていくことを目指すとしている。
なお、本作は昨年発表したバンダイナムコエンターテインメントによるMoffへの出資に続く両社による協業事業の第一弾で、今年初旬米国ラスベガスで開催された世界最大の家電ショウ「CES」にてデモを先行発表し話題となった(過去記事はこちら)。また、Moffでは本作のリリースに併せ、「Moff Band」やリアルタイムな3Dモーション認識技術およびバンダイナムコエンターテインメントが保有する大人気キャラクターIP「PAC-MAN」の組み合わせについて、自社の事業やサービスでの活用に関心のある事業者の募集を開始した。Moffと「PAC-MAN」の組み合わせにより、事業者の持つ様々なサービスや製品について、身体を動かしながら楽しむ要素を追加することが可能となり、「Moff PAC-MAN」を1つのショーケースとして、フィットネス事業者や介護・認知症予防サービス事業者など、Moff x PAC-MANの法人向け提供を推進していくとしている。