エベレスト登頂をVRコンテンツ化するプロジェクトを手掛けるアイスランドのSólfar Studiosが、現在フィンランド・ヘルシンキにて開催中の大型起業イベント「Slush」にて、Shanda Group、Tianqiao Chen’sprivate investment group、NSA Ventures、Finnish VCs Inventure、Reaktor Venturesなどの北欧とアジアのベンチャーキャピタルより計200万ユーロ(約2.6億円)の資金調達を行なったと発表した。
Sólfar Studiosは2014年10月にアイスランド・レイキャビクに設立されたVR系のスタートアップで、ベースキャンプからスタートし、事故が多発する難所「Khumbu Icefall」やエベレストの南側にある山「Lhotse Face」、頂上の真下のスポット「Hillary Step」を通り頂上を目指すというリアルなエベレスト登頂が体験できるVRコンテンツ「Everest VR」の開発を行なっている。開発にはエピック・ゲームズが提供する「Unreal Engine 4(UE4)」が使用されており、リリースは2016年の予定。今回調達した資金は同プロジェクト及び他のVRゲームの開発に充てられるという。