黒板メーカーの株式会社サカワと株式会社カヤックが、「スマホとプロジェクターで電子黒板と書画カメラの環境を作り出す新しい試み」がテーマのハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」をリリースした。ダウンロードは無料。
両社は業務提携のもと、学校制度が始まって以来100年以上変化せずに教育現場で使用されている黒板について、アイデアと技術を組み合わせることで従来の板書の授業を活かしながらその新しい在り方を提案する「みらいのこくばんプロジェクト」に取り組んでおり、「Kocri」はそれを製品化したもの。サカワは「Kocri」の販路拡大と「Kocri」に最適な教育教材の開発と提供、カヤックはアプリとシステムの開発を主に担当しており、また、カヤックはKocriに専業で取り組む「Kocriチーム」を新たに社内に発足し、エンジニア、デザイナーを社内外から採用する予定だという。今後両社は「Kocri」の導入を進めることで、新しい板書スタイルの提案や教育現場への最適なデジタルの活用を提案し、1年間で20,000教室への導入を目指すとしている。手始めに、8月18日にKocriの体験イベント「ハイブリッド黒板アプリKocriの体験会」を3331 Arts Chiyodaにて開催し、同時にこの事業への参画を希望するエンジニアやデザイナーを対象とした「Kocriチームの採用説明会」も同時開催する。申し込みはこちらから。