株式会社ガルチが、ゲーム開発エンジンのUnity向けに「色覚異常シミュレーター for Unity」をリリースした。
「色覚異常シミュレーター for Unity」は、Unityを利用した開発環境下において色覚異常の色の感覚量を体感することを目的として開発されたもの。一般色覚、P型色覚(Protanope)、D型色覚(Deuteranope)での色の見え方を再現しており、これまでに気づきにくかった部分での色の配慮が実現しやすいものとなっている。
開発者側がこのシミュレーターを利用して実際に色の体感をしながら開発を行うことにより、これまでは画面が見えにくい、または見えづらいといった理由でゲームを楽しめなかった色弱のユーザーに配慮した色のバランス調整が容易に行えるようになる。なお、同シミュレーターはUnityアセットストアにてオープンソースプログラムとして無料配布されている。