米ソーシャルゲームディベロッパーのZyngaが、7月23日を以てFacebookにて提供中のソーシャルゲーム「Cafe World」と「CoasterVille」のサービスを終了すると発表した。
「Cafe World」は2009年10月にリリースされた自分好みのカフェやレストランを作る経営シミュレーションゲームで、「CoasterVille」は2012年12月にリリースされたテーマパークを建設・運営するシミュレーションゲーム。いずれもZyngaの定番タイトルと言える存在で、特に「Cafe World」はリリースから一週間で1000万ユーザーを獲得し、以後も様々なチャリティプログラムを実施するなど堅実な運営を続けてきた。しかし2012年8月に同タイトルの進化版となる後継タイトル「ChefVille」がリリースされて以降徐々にアクティブ率が低下。現在も約50万人の月間アクティブユーザーがいるがZyngaのタイトルの中では低迷していた。今回の2タイトル閉鎖に伴い課金アイテムや有料の仮想通貨の払い戻しは行われないが、ユーザーにはZyngaの他タイトル「FarmVille 2（Facebook版）」「Puzzle Charms（Facebook版）」「CastleVille Legends（スマートフォン版）」のいずれかのアイテムと仮想通貨がプレゼントされる。
なお、Zyngaでは同じくFacebookにて提供しているもの探しソーシャルゲーム「Hidden Chronicles」のサービスも終了することを先に発表している。