ナカバヤシ株式会社が、アメリカのWobbles Worksが開発した3Dプリントペン「3Doodler」の日本国内における独占販売契約を締結し、4月上旬より販売を開始すると発表した。
「3Doodler」は、玩具デザイナーのPeter DilworthさんとMax Bogueさんが開発した手描きで3Dのオブジェを”描く”ことができるペン。3Dプリンタの出力に使用するABS樹脂のフィラメントを溶かしてペン先から押し出し、何かの表面に描いたり、空中でペンを動かしてワイヤーフレームのような立体作品を作ることができる。仕組みはグルーガンとよく似ているが、使う素材が樹脂なのでグルーよりも強度があるのが特徴。クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」で制作資金が集められたが、目標金額の3万ドル(約282万円)を大きく上回る約2億4000万円もの支援が集まった。ナカバヤシではWobbles Worksと「3Doodler」の国内独占販売権を取得し、ニューヨーク近代美術館“MoMA”のデザインストアを皮切りに、弊社既存の販売チャネルを活用し4月上旬より順次展開していくとのこと。商品概要は以下のとおり。
価格:
16,000円+消費税
専用プラスチックフィラメント 1,500円+消費税
発売日:
平成26年4月上旬
仕様:
ペン先熱温度 最大約240℃
出力電力:24W 出力/入力電圧:12V
本体サイズ:187×37×37mm
本体重量:130g
付属品:
ACアダプタ
専用プラスチックフィラメント 50本入(PLA樹脂25本、ABS樹脂25本)