フル画面のアニメーション付きメッセージカードを送り合えるスマートフォン向けメッセージングアプリ「Pinnatta」が、シリーズAラウンドにてギリシャのベンチャーキャピタルであるOdyssey Venture PartnersとPJ Tech Catalystから計150万ドルの資金調達を行った。
「Pinnatta」は、米カリフォルニアとギリシャ・アテネに拠点を置くスタートアップのgiphtが2012年7月より提供しているスマートフォン向けメッセージングアプリ。他のサービスと同様にメッセージ・チャットの送受信も行えるが、あらかじめ用意されたテンプレートを選択して好きなテキストを入力するだけでハイクオリティなアニメーション付きの”メッセージカード”を送れるのが大きな特徴となっている。メッセージカードは、実際に端末に息を吹きかけるとキャンドルの火が消えるバースデーケーキや、一枚の紙からハートに変化する折り紙、ページがめくれる本など多種多様で、スタンプではなく全画面表示の「カード」に課金して収益化を目指す方針とのこと。今回得た資金は主に人材獲得とコンテンツ拡充に充てられるとのことで、さらにWindows Phone対応も実施予定だという。