カナダのスタートアップKikが、同社が運営中のスマートフォン向けメッセージングアプリ「Kik Messenger」にてゲームプラットフォームの提供も開始した。 提供第一弾タイトルは米大手ソーシャルゲームディベロッパーZyngaのオリジナルタイトル「1 Word」だ。
Kik Messengerは現在5000万人以上のユーザーを有している北米の若者に人気のあるスマートフォン向けメッセージングアプリ。現時点では無料通話機能やスタンプ機能は無く、1対1か複数人でメッセージやチャットの交換が行えるのみだが、画像やYouTube動画、手描きの絵を添付する機能があり、また電話番号の入力が不要で名前、アカウント名、メールアドレス、パスワードを入力すればすぐに使えるようになる。また連携アプリを一つ一つダウンロードするのではなく、アプリ内で画像加工やお絵描き、画像検索など様々な拡張機能が利用できる機能「Kik Card」があるのも特徴の一つ。今回追加されたゲームプラットフォームもこの「Kik Card」内にあり、友達とアクティビティを共有したりアイテムを贈り合ったりできる。
Zyngaが提供する「1 Word」は、複数の異なる写真を見てそれぞれに共通するテーマを当てる連想ゲーム。最初のうちは字数も少なく頭文字のヒントが表示されるので簡単に解くことができるが、レベルが上がるごとに難易度が高くなっていく。友達と1対1で対戦する形式で、ゲームの進行をチャットルーム内で確認・共有することができる。
