米大手ソーシャルゲームディベロッパーZyngaとMicrosoftが、これまでMicrosoftにてXbox事業の責任者を務めてきたDon Mattrick氏が同社を退職し、7月8日にZyngaのCEOに就任すると発表した。
Don Mattrick氏は、2007年にMicrosoft IEB(Interactive Entertainment Business)のプレジデントに就任し、以来Xbox 360及びXbox LIVEの事業を牽引してきた人物。ちなみにMicrosoftの重役がZyngaに転職する事例はこれが2度目で、以前もXbox LIVE事業を担当していた元Microsoft IEBバイスプレジデントのJohn Schappert氏がZyngaのCOOに就任している(現在は退社)。なお、これに伴い現Zynga CEOのMark Pincus氏は会長に就任し経営面からは退くこととなる。Pincus氏スタッフ向けのメッセージにて「私はずっとBingや取締役会に私よりもCEOに相応しい人物を見つけられるなら何でもすると言ってきた。私はDon(Mattrick氏)こそがその人であると確信している」と語っている。