Android向けのメッセージングアプリ「Invi」が、Li Ka-shing’s Horizons Venturesや Guy Oseary’s A-Grade Investments、Alpha Investment、UpWest Labなど多くのベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から合計300万ドルの資金調達を行った。なお、投資家の中には俳優のアシュトン・カッチャーも含まれているという。
「Invi」は米カリフォルニアに拠点を置くベンチャーのInviが2012年10月にリリースした新興メッセージングアプリで、今のところAndroid版のみ提供されている。ユーザーは「Invi」上でチャットやメッセージ送受信、Instagramの写真やYouTubeの動画、Spotifyの楽曲、URLリンクなどの共有が行えるが、動画や音楽を再生しながらテキスト入力できたり、URLリンクのプレビューを画像付きで大きく表示したりとUIがスタイリッシュにデザインされているのが特徴。ただし絵文字(エモティコン)が豊富に用意されているもののスタンプ(ステッカー)機能はなく、また今後も有料スタンプでのマネタイズは考えていないとのこと。同社では今回得た資金により人材獲得を行い、iOSやWindows Phoneなど他のプラットフォームにも対応するとしている。