3Dプリンタメーカーの3D Systemsが、金属素材の出力が可能な業務用3DプリンタメーカーのPhenix Systemsを買収すると発表した。金額や条件などは明らかにされていない。
Phenix Systemsは、フランスに拠点を置く金属積層造形の3Dプリンタの開発を手がける企業。同社は6〜9ミクロンという非常に細かい金属やセラミックの粉末を積層してデータを出力する技術を保有しており、鉄やステンレス、アルミ、超合金、非鉄合金などの素材が使える3Dプリンタを販売している。既に同社の3Dプリンタは航空機や船舶、自動車、医療機器のパーツ製造に導入されているという。3D Systemsは7月に買収を完了させるとしている。
自宅ではじめるモノづくり超入門 ~ 3DプリンタとAutodesk 123D Designによる、新しい自宅製造業のはじめ方 ~
3Dプリンタの社会的影響を考える―英国の政策レポートをもとに