TechCrunchなど複数のメディアが伝えるところによると、大手ソーシャルゲームディベロッパーのZyngaがウノウ株式会社を数十億円で買収したという。既にトランスコスモスやngi groupなどウノウの株主から全株式を取得しているとのこと。
ウノウは街作りソーシャルゲーム「まちつく！」やバンドゲーム「バンドやろうよ！」など各種ソーシャルゲームをmixiアプリモバイルやモバゲー、GREEで提供しているほか、画像・動画共有サービス「フォト蔵」を運営している企業。特に「まちつく！」は人気ゲームでmixiアプリ版は先月ユーザー数が300万人を突破した。
アジア地域ではZyngaは既に中国・北京に拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのXPD Mediaを買収しており、ウノウはZyngaにとってアジアで2番目の買収案件となる。TechCrunchによれば、今後は東京のZynga Japanオフィスが同社のアジア市場全体の戦略基地になるとのことで、ウノウはZyngaのゲームをアジアユーザーに合わせてローカライズすると共に、日本国内及び海外向けのソーシャルゲームの自主開発を行うという。