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【シネマ案内状】クレイアニメに命を吹き込んだ3D技術

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もしかしたら自分には本当の家族が別にいて、どこかで自分を探しているんじゃないかしら?
誰もが一度は考えたことがある、そんな気持ち。主人公のコララインが引っ越し先の家で見つけた秘密の扉を開けると、そこはなんでも好きなことを叶えてくれる理想の家族が待っていた…。


2002年に発売されて以降、世界30カ国以上で翻訳され親しまれている、イギリス人作家ニール・ゲイマンによるダークファンタジー小説を原作にした「コララインとボタンの魔女」。
この作品は100年の歴史を持つ「ストップモーションアニメーション」という技法で制作されているクレイアニメだ。
要は静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かして撮影し、あたかも連続して動いているかのように見せる古典的なコマ撮り方法なのだが、このストップモーションの技法と今話題の3D技術を融合して完成されたのがこの作品。
最近はCGで簡単に映像加工が出来てしまうために、コマ撮り特有の映像効果を期待する作品以外では減少しつつあるこの技法だが、この作品を見ると今後のクレイアニメの展開が楽しみになるくらい3Dと馴染んでいる。クレイアニメ独特の温かみのある世界に3Dの立体感が加わることで、よりファンタジーさを増してくれるからだ。そもそもクレイアニメは現実では3Dで作られるのに今まではそれを2Dの映像にするしかなかった。それが3Dをそのままを見せられることで、その世界観の魅力を余すことなく伝えられるようになったからだろう。
3Dメガネをかけて映画を見る機会が増えるなか、非現実的な世界を舞台にした作品の、「没入するスイッチ」として3Dはうってつけの仕掛けなのかもしれない。 (青柳さやか)
コララインとボタンの魔女
配給:ギャガpowered by ヒューマックスシネマ
公式サイト:http://coraline.gaga.ne.jp/
(東京IT新聞的シネマ案内状より転載)
東京IT新聞
http://www.tokyoitshinbun.jp/

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