アメリカの大手銃器メーカーのTaser International社が、アメリカ時間の5月5日にセカンドライフを運営するLinden Labに対する告訴を自発的に取り下げた。
Taser社は、同社の代表的な商品であるスタンガンのデザインとロゴが無許可で使用されセカンドライフの仮想アイテムとして販売されているのは商標権侵害であるとし、4月17日にアメリカ・フェニックス連邦裁判所に訴状を提出していたが、アメリカ時間の5月5日にこれを取り下げた。同社のオブザーバーが類似ケースで告訴が棄却された例があると指摘したため裁判を諦めたのだという。