Googleが、同社の公式ブログ上で3D仮想空間「Lively」のサービス終了を発表した。来月12月31日を以ってユーザーが製作した部屋も消去され、これまでLivelyの開発に携わってきた開発チームも各々別のチームへ移るという。
「Lively」は今年7月に公開された、Webサイト上に空間を貼り付けてブラウザ上で操作することができる3D仮想空間。前月もロンドンで開催された「Virtual Worlds London」でEngineering LeadのNiniane Wang氏が基調講演をしたばかり。同社はブログ上で「全ての試みが成果を上げるわけではない」とし、Lively終了後は同社のビジネスの中核である検索技術と広告、アプリ開発に専念すると発表している。そしてユーザーに対して、今のうちに製作した空間のスクリーンショットや動画を撮影して記録を残しておくよう勧めている。
Google公式ブログでの発表
http://googleblog.blogspot.com/2008/11/lively-no-more.html