IBMが、顧客とのやり取りやプレゼンテーションなどのリハーサルができるスタッフ用の仮想リハーサルスタジオを開発したと発表した。
IBMのスタッフは自分のアバターを操作してスタジオ内で顧客対応など様々な状況のシミュレーションを行うことができる。
同社では運用テストとしてスタッフの出入りの激しい自動車部品の製造スケジュールの実験を実施し、その行程の全てを録画。後で再生して重要なポイントを確認したという。
同社ではこれらのテストの結果、仮想トレーニングの方がリアルなトレーニングに比べ、学習効率及び習熟速度は10倍且つコストは10分の1になるとしている。
現在同社はこの仮想リハーサルスタジオをセカンドライフやActive Worldsなどの他の仮想世界と統合する研究を行っている。