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【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」

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【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」

Enen」は、それぞれ異なる2つのノイズを発するドットの中間点を探り、そのドットを一本の線でつなぐことで位相を中和していくスタイリッシュなスマートフォン向け幾何学ノイズパズル(Geometry Noise Puzzle)ゲームです。3DCG黎明期を彷彿とさせるちょっとレトロなグラフィックとアンビエントなサウンドが印象的で雰囲気ゲーとしても秀逸なのですが、残念ながらこのゲームの真の魅力を記事でお伝えすることができません。なぜならこれは「音」こそが最も重要な要素だからです。とりあえず以下のプレビュー動画をサウンドをONにしてご覧下さい。

…と、ドットや線のつながり具合によってノイズの音程が変化していく様子が不思議な雰囲気を醸し出しています。開発チームのメンバーはわずか2人ですが、うち一人はインタラクティブ・サウンドデザインを手掛るコンポーザー。やはりこれだけ音にこだわっているゲームなので音楽を扱う専門家が加わっているんですね。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
初期のステージはこんな感じ。曲線が描かれた背景にシンプルなドットが並んでいるだけで、緑色のドット同士をつなげることを目指します。背景のどこか1点をタップすれば自動的に線が伸びていきますが、線は背景の曲線に合わせて引かれるため、あらかじめその軌道を”読んで”タップする場所を決めなければなりません。また、色の違うドットたちは邪魔をするノイズのドットで、これに触れても「失敗」になってしまいます。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
これはタップする場所が外側過ぎたために緑色のドットをつなぐどころか何にもかすらない大失敗になってしまいました。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
邪魔をするノイズのドットに線が少しでも触れると、このように画面が赤くなってまた異なる音程のノイズが再生されます。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
ステージが進むごとにグラフィックが3D的になり、背景の曲線やドット、線が立体的になっていきます。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
背景の曲線に沿って線の太さが変わるので、まるで液体が曲面に沿って流れているかのような見た目になりました。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
さらにステージが進むと、ドットが上下左右に動いたり、瞬間移動したりとギミックのような挙動まで出てきて線をつなぐ難易度がますます高くなっていきます。よ~くドットの動きを観察して移動パターンを見切らなけばなりません。

【TOKYO SANDBOX 2018レポート】アンビエント&ノイズなサウンドがクセになる”幾何学ノイズ”パズルゲーム「Enen」
あ~~また失敗!

こうしたステージが全40種類用意されていますが、どうしても先に進めなくなった時は画面右上にある三十丸のアイコンをタップするとヒントを見ることができます。
このゲームの正式リリース時期は6月の予定ですが、実は日本国内限定でiOS版が先行リリースされています。パズルそのものだけでなくサウンドやグラフィックも秀逸なタイトルなので是非プレイしてみて下さい。

enen

480円
(2018.04.19時点)
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