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【レポート】VIRTUAL GAME at 品川STELLAR BALL

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去る7月12日(日)、エプソン品川アクアスタジアム内にあるライブホール「品川STELLAR BALL」にて、音楽と3D立体視VJを起用したクラブイベント「VIRTUAL GAME」が開催された。

「VIRTUAL GAME」は、良質なダンスミュージックと3D映像による”3D-VJ”を組み合わせた新感覚の屋内RAVE。出演アーティストはデトロイトのテクノゴット「DERRICK MAY」をはじめ大沢伸一氏、Kaoru Inoue氏、井上薫氏など一端のクラバーなら知らぬ者はいない豪華なメンツ。そして日本屈指のトップVJである宇川直宏氏が3D-VJとして登場し、他のイベントには無い独特の世界観を作り上げていた。
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フロア入口で立体視用のメガネが無料配布される。メガネは一昔前の「赤青レンズ」のものではなく、最近の3D映画でも採用され主流となっている「アンバー」のレンズを使用したものになっている。これなら裸眼時より弱冠視界が暗くなるくらいで(というかフロア内は真っ暗なので全く気にならない)、画面の映像の”色”がそのまま楽しめる。
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写真でちゃんとお伝えできないのがつくづく勿体無い3D-VJ。写真では映像が2重にぼやけてしまっているように見えるが、立体視用のメガネをかけるとちゃんと飛び出て見えるようになっている。
宇川直宏氏曰く、「(2DのVJと比べて)3Dは難しい。難しいのは(画面から)飛び出す感じとグルーヴをその時々でどっちを優先していくか。やっぱり3D-VJであるからには飛び出してる感覚が欲しいが、『あ、今飛び出してる!』という時にもグルーヴに合わせて変えていかなければいけない。どういったタイミングで切り替えていくかというのは本当に難しい。」とのこと。
それにしても、真っ昼間からビールを飲み飛び出す映像を眺めながら大音量に身を任せる・・・なんとも言えない贅沢で心地よいひとときだった。
現在3D立体視は映画の分野で頻繁に活用されている。しかし3Dの特徴である没入感を映像作品にだけ活用するのは勿体ない。元々没入度の高い「音楽」にさらに視覚の没入感を組み合わせる今回のようなイベント、技術的にまだ難しい面もあるだろうが今後もっと増えてもよいのでないだろうか。
VIRTUAL GAME
http://www.secretstar.net/
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