「UNREAL LIFE(アンリアルライフ)」は、Hako Lifeが開発中の、記憶喪失でサイコメトラーの少女"ハル"が自分の記憶を探すため、人間の言葉を喋る無線信号機"195"と"先生"を追う旅に出る"記憶を読み取る”謎解きアドベンチャーゲームです。各フィールド上で調べたモノの"記憶"を読み取り、そこから"今"と"過去"を比較することで彼女の身に何が起こったのか謎を解いていくというのがゲームの一連の流れです。
ある日たった一人で目を覚ましたハルは、自分がそれまでの一切の記憶を失っていることに気付きます。まずは状況を把握するため、フィールド上にあるモノを片っ端からクリックして調べ、それらを使って移動してみます。
部屋の中でマッチを発見。一度見つけたモノはバッグの中に収納でき、いつでも取り出して使うことができるようになります。
先程見つけたマッチを使って行く手を阻んでいた大きな木箱を燃やし、燃え尽きたところで脇にある消火器で火を消します。
こちらは謎解きの相棒となる無線型信号機「195」。言葉を話す信号機と記憶喪失の少女という組み合わせも斬新です。
このゲームの大きな特徴は、ハルが持つ触れたものの記憶を見られる能力。これを駆使して記憶の断片を集めていくことで、フィールドからフィールドを移動して探索を進め、過去に何があったのかを徐々に解き明かしていきます。
モノに触れれば触れるほど蘇ってくるハルの記憶。ハルは記憶を無くす前に”先生”と呼ばれる人物に会っていたようですが、その記憶はまだ不明瞭で背景も真っ白です。
どうやらハルは脳にダメージを受けているとのこと。先生と会った後に事故にでも巻き込まれたのでしょうか?そこでハルと195は先生の部屋のカギを探し出し、それを使って先生の部屋に入ってみることにしました。
果たしてそこで見た記憶とは……
ゲームをプレイし始めた当初は、緻密なドット絵で描かれた夜の街の風景が美しく「雰囲気ゲーとして良作だなあ…」なんて思っていましたが、ゲームを進めれば進めるほど不穏な記憶の断片が積み重なり、美しさだけでなく「記憶喪失」というテーマの不安感も滲み出てきたかのような気がしてきました。今回はイベント用のデモということで先生の部屋に入ったところで終わってしまいましたが、もうその先が今から気になって気になって仕方がありません。早く続きが知りたい!リリース時期は2018年内の予定で、PCの他にスマートフォン(iOS/Android)にも展開するそうです。
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