株式会社メルカリが、同社のシェアサイクルサービス「メルチャリ」の実用化に向けた実証実験を東京都国立市にて開始した。
「メルチャリ」は個人と地域が参加型で運営を行う新しいスタイルのシェアサイクルサービスで、専用アプリは既に2018年2月27日にリリースしており、先行して福岡市内にてサービスを開始している。専用のアプリ（iOS版のみ、Android版は近日公開予定）で自転車の鍵をあけ、いつでもどこでも乗りたいときにすぐ自転車を利用できるのが特徴で、今回の実証実験では、行政、市民、地元商工業者、地元各種団体、一般企業等多数の地域の協力もとに「参加型シェアサイクル」の実現に向けて取り組むという。市内の回遊性の向上、バス等の利用が困難な地域での公共交通の補完、駐輪場の混雑緩和、自動車の交通渋滞の緩和、自動車利用の削減による環境保全、利用者の健康の増進等への効果をねらい、3ヶ月程度の実証実験において社会的効果や継続性の評価・判断を行っていく。実施概要は以下のとおり。
期間：2018年8月22日から3ヶ月間程度
実施内容：シェアサイクルを活用し、市内の回遊性の向上・公共交通の補完・駐輪場の混雑緩和・自動車の交通渋滞緩和・環境保全・利用者の健康の増進等に取り組む
実施エリア：国立市内
台数：100台以上（予定）
ポート数：70箇所（予定）