コラム 特集

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

投稿日:

先日ダンボール製VRゴーグル「ハコスコ」のカスタム記事を書きましたが…

【特集コラム】流行れ!モバイルVRゴーグルデコ!ハコスコをスチームパンク風に魔改造してみた

このハコスコは、材質がダンボールでユーザー自身が組み立てを行うことから1000円台というモバイルVRゴーグルとしては格安の価格なのが魅力です。

ハコスコ タタミ1眼 (iPhone5〜7Plusサイズ対応)
ハコスコ タタミ1眼 (iPhone5〜7Plusサイズ対応)

ハコスコ タタミ2眼 (iPhone5/6/6Plus/7/7Plusサイズ対応)
ハコスコ タタミ2眼 (iPhone5/6/6Plus/7/7Plusサイズ対応)

あとはプラスチック製でしっかりスマホを収納できるタイプのモバイルVRゴーグルが山のように販売されていますが、安くても2000円台から、ヘッドフォン一体型などのちょっとした機能が付属すると5000円台~なんてものもあります。
ところが先日、上海問屋の楽天市場店でプラスチック製で組み立て式ではない完成品なのに税込み1000円ポッキリというモバイルVRゴーグルを発見しました。それでちゃんと儲けは出てるんですかね上海問屋?

ということで早速取り寄せてみました。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
中身は、VRゴーグル本体と、レンズを拭く布、説明書、中にセットするスマホを固定するスポンジ。付属品まで付いて1000円?!

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
説明書は英語表記で日本語訳などは付いていませんが、触ってればだいたい使い方は分かるので読むまでもありません。挿絵も付いているし。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
前面から見たところ。名前が「VR BOX」ってド直球ですね。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
ヘッドバンド付きなので頭に固定可能。手が自由になるのは便利ですね。マジックテープでサイズ調節する仕様で髪の毛が絡むと厄介です。でもゴムバンドなので、あらかじめちょっときつめにしておいて伸ばして頭にかぶるといいかも。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
スマホの装着方法がちょっと変わっています。普通、こうした製品は前面をパカっと開いてスマホを挟んでセットするものですが、これはスマホを装着するケースが横からスライドする形になっています。

で、ここから凄いんですが…

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
焦点距離(前後)と瞳孔間距離(左右)が調節できる!しかも片目ずつ!
正直1000円の製品にここまでの機能って必要なのかな?という気がしますが、片目ずつ調節できるということは、左右で視力が結構違う…なんて人にはありがたいかもしれません。

さらに…

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
眼鏡をかけたままでも装着可能!
これは眼鏡のサイズにもよると思いますが、私の場合は眼鏡のまま装着してちょうどピッタリな感じでした。この「眼鏡のまま装着できるか否か?」はVR体験の頻度にも関わってくる問題です。いちいち眼鏡をはずして焦点距離と瞳孔間調節をしなければならないと考えるだけで面倒になりますからね。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
また、前面のカバーをスライドさせてスマホの背面カメラを露出できるようになっているので、AR機能を使うこともできます。

【使用レポート】プラスチック製&完成品で1000円ポッキリのモバイルVRゴーグルは使えるのか?実際に買って試してみた
サイドには排熱用と思しき穴が3箇所ずつ開いていますが、ここからスマホの充電ケーブルやイヤホンを出すこともできます。これはスマホの機種にもよると思いますが、もし位置が合わない時は自分で削ってカスタムしてもいいでしょう。材質はごく普通のプラスチックなのでニッパーやプラスチック用小型のこぎりで切ってヤスリで断面を整えれば十分です。

何度も書きますが、これで1000円ってちょっと凄くないですか?もちろん欠点もあり、例えばiPhone5と同じサイズと小さなiPhone SEではスカスカでスポンジを噛ませないとちゃんと固定できない、レンズに対して画面が小さくて迫力のあるVR映像を楽しめない、激しく頭を振るような使い方だとスマホ装着部分のケースがスライド部分から飛び出してくるかもしれないなどありますが、最悪そんなのはセロテープか何かで固定すればいいことです。だってもともと1000円なんですから。使用スマホに関しては6インチがちょどいい感じです。

なお、「1000円」で「プラスチック製」ということは、これもまたハコスコと同様に魔改造の土台にちょうど良さそうです。プラスチックだからプラモデル用の道具や材料を使うことも可能!また何か良いデザイン案を思い付いたらこれも改造するかもしれません。

とにかく安く気軽&手軽にモバイルVRを試してみたいという方にはオススメの製品です。上海問屋の通販サイトか楽天市場店で購入できます。

上海問屋の通販ページはこちら
https://www.donya.jp/item/74540.html

上海問屋 楽天市場店のページはこちら
https://item.rakuten.co.jp/donya/2017-0414-2801/

-コラム, 特集
-

Copyright© vsmedia , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.