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Zynga、ソーシャルゲームシリーズ「~Ville」の最古タイトル「YoVille」のサービス終了を撤回 3/31以後も継続へ

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Zynga、ソーシャルゲームシリーズ「~Ville」の最古タイトル「YoVille」のサービス終了を撤回 3/31以後も継続へ

米大手ソーシャルゲームディベロッパーのZyngaが、1月に発表した同社のソーシャルゲームシリーズ「~Ville」の最古タイトル「YoVille」のサービス終了の決定を翻し閉鎖予定日以後もサービスを継続すると発表した。

「YoVille」は自分のアバターを作って着せ替えをしたり、自分の家の模様替えをしたり、空間内の様々な場所で買い物やミニゲーム、他のユーザーとの交流が楽しめる2D仮想空間。もともとはBig Viking Gamesが運営していたサービスだったが2008年7月にZyngaが金額未公開で買収。以降同社はYoVilleのシステムを元にタイトルに「~Ville」を付けた各種ソーシャルゲームの提供を開始し、特に農業ゲーム「FarmVille」はソーシャルゲーム黎明期を代表するヒット作となりZyngaの名を一躍有名企業へと押し上げた。
しかしZyngaは今年1月に突然YoVilleのサービスを3月31日を以て全てシャットダウンすると発表。その代わりYoVilleユーザーには農業ゲーム「FarmVille 2」とギャンブルソーシャルゲーム「Texas HoldEm Poker」「Hit It Rich! Casino Slots」のいずれかの限定アイテムをプレゼントするとの補償プランを提示したが、古くからのユーザーはこれを撤回するよう求め署名活動を展開していた。そこでZyngaは元の開発者であるBig Viking Gamesとサービス継続のための協議を重ね、まずは3月31日のシャットダウンを一旦中止することで合意したという。Zyngaは経費削減のための大型レイオフや提供タイトルのサービス終了を度々行っているが、一度終了が決定したタイトルが”復活”した事例は今回が初めてとなる。

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