ティーンエイジャー向け2D仮想空間「Habbo Hotel」のフィンランド本国版にて、偽のWebページからのフィッシングによりユーザーのID・パスワードが流出し、ユーザーの仮想アイテムが第三者に盗まれる事件が一気に約400件も発生した。現在西スオミ州のサタクンタ県警が捜査を行っている。
今回のフィッシングの手口は、偽のHabbo Hotelのログインページを製作し、HabboユーザーにID・パスワードを入力するよう促すメールを送信するというもの。この事件で盗まれた仮想アイテムの被害額は約1000ユーロ(約11万円)で、サタクンタ県警は既にフィンランド国内の5都市で5件の容疑者宅を家宅捜査し、PC等の証拠を押収しているという。現在Habbo Hotelを運営するSulakeでは自分のIDとパスワードを絶対に外部に漏らさないよう注意を呼び掛けている。