中国の固定電話最大手のChina Telecom(中国電信)が、学校からのセカンドライフへのアクセスを遮断している。同社のADSLを利用している学校のPCでセカンドライフを立ち上げてログインしようとすると、画面上に「接続できません」と表示されてしまうという。
但しオフィスのPCや同社のADSL以外の方法でインターネットに接続しているPCでは今のところ問題なくセカンドライフにログインできるとのことなので、アクセス遮断といってもかなり”ゆるい”もののようだ。
中国ではウイグルでの反政府暴動が発生した後にTwitterやYouTubeへのアクセスが遮断されたりとインターネット規制が強められているが、今回の同社のセカンドライフ・ブロックがそれに該当するかどうかはまだ不明。ただ同社は昨年9月よりOpen Simをベースにしていると思われる3D仮想空間「ChinaQ」を提供しているので、もしかしたら単純に”商売敵”をブロックしているだけなのかもしれない。
China Telecom
http://www.chinatelecom-h.com/
ChinaQ
http://www.chinaq.com/
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