中国・北京に拠点を置くスマートフォン向けゲームパブリッシャーのYodo1(游道易)が、シンガポールのベンチャーキャピタルであるSingTel Innov8から500万ドル(約4.9億円)の資金調達を行った。
Yodo1は2011年に設立された中国以外の国のディベロッパーが開発したスマートフォン向けゲームを翻訳・カルチャライズし、中国のユーザーに向けて提供しているスタートアップ。ただテキストを翻訳するだけでなく、仮想アイテムのデザインやBGMといった細かい部分も中国の文化や風習、嗜好に合わせて調整して配信するのが特徴で、アプリ内課金の決済も中国のシステムに合わせて提供する。現在同社が有する月間アクティブユーザー数は約2500万人で、毎月500万~600万人のペースで新たなユーザーが増えているという。