現在オバマ氏優勢で投開票が進んでいるアメリカの大統領選挙。セカンドライフ内でもオバマ、マケイン両候補の支持者がそれぞれのコミュニティに集い、討論や投票を呼びかけるパーティを繰り広げ大いに盛り上がっている。
まずセカンドライフ公式サイトにあるオススメスポットを紹介コーナー「Second Life Showcase」では、本日のオススメとして両候補の支持者のコミュニティスペースをピックアップしている。
オバマ候補の支持者コミュニティ「Vote for Change」へテレポート:
http://slurl.com/secondlife/Seokcheon/139/208/50
マケイン候補の支持者コミュニティ「Straight Talk Cafe」へテレポート:
http://slurl.com/secondlife/Sagamore/172/143/30
もちろんこの他にも多くのコミュニティスペースが存在しており、スポット検索で「Obama」で検索すると33件、「McCain」で検索すると18件がヒットする。セカンドライフコミュニティでもオバマ候補が優勢なようだ。
時差の関係でアメリカでは真夜中のはずなのに、各コミュニティスペースにはSIMの制限いっぱいになるほど多くのユーザーが集っており、開票結果を逐一地図に反映したりグラフ化して示しているところもあり、ニュース番組を見るよりも早く確実に開票結果を知ることができる。
どちらの支持者にも共通しているのが、旗やプラカード、Tシャツ、ワッペン、星条旗帽子などリアルそのままの無料アイテムを配布しつつ、「とにかく選挙に行こう!」「政治に参加しよう!」と呼びかけ、集まったユーザー同士で政治議論を繰り広げているところ(中には対立候補を模したアバターでストリップダンスを踊る…なんてブラックなパフォーマンスをしている人もいるが)。日本で国政選挙があった際、同じようなことがはたして日本人コミュニティでもおこるか…と考えると、やはりアメリカと日本とでは民主主義に対する姿勢が根本的に違うのだということを実感する。
ところで各コミュニティのチャットを見ていて気づいたのが、両候補の支持者のどちらもが「ブッシュを大統領にしたのは間違いだった」「このままではアメリカはダメになる」という意見では一致していたこと。そのうえで「自分達の支持する候補者がいかにブッシュ大統領と違うか」ということについて語り合っていた。
そう考えると、実は今回の大統領戦の影の主役はブッシュ現大統領だったのかもしれない。
ちなみに上記のアバターはこちら↓で購入可能。マケイン候補や共和党副大統領候補サラ・ペイリン・アラスカ州知事、その他ローマ法王やエリザベス女王のアバターもある。
「SUPER OBAMA HQ」へテレポート:
http://slurl.com/secondlife/Needles%20End/109/150/1201