株式会社アイデアクラウドが、様々な物のサイズをMicrosoft HoloLensを利用して現実世界に投影し、サイズを確認することができるアプリ「MR SIZE CHECKER」を発表した。ver1.0ではディスプレイサイズをHoloLens上に投影し、現実空間上でサイズ感を測ることができる。
「MR SIZE CHECKER」は、HoloLensで部屋の空間認識・深度認識を行い、周辺の壁を感知して認識した壁面にディスプレイを設置できるアプリ。ディスプレイのインチ数や設置位置の変更はHoloLensのジェスチャーで操作でき、どのサイズのディスプレイが最適なのか、購入・導入前にチェックすることができる。
今後同社では、床面も感知エリアに加え、ディスプレイのほか、ベットやソファ、ダイニングテーブルなどといった設置をしてみないと大きさが掴みにくい物を中心にメニューを増やし、アプリのアップデートを行っていくとしている。なお、「MR SIZE CHECKER」は、生活の中のサイズチェックだけでなくデジタルサイネージの設置計画やショールームの設計を行う上でも役立つと考えているとのことで、BtoB向けのカスタムアプリケーションの制作も視野に入れ開発を進めていくという。