実は今、世界最大級の起業イベント「Slush 16」に参加するためフィンランド・ヘルシンキに来ています。なめこと一緒に。
フィンランドに到着して一番最初に撮影した写真がこれ。
「Slash」は毎年ヘルシンキにて、11月〜12月の日照時間が少なくなり寒くなるものの本格的に雪が降るでもない中途半端でビミョーな時期に敢えて開催されている巨大イベントで（”Slush”は「霜」とか「解けかけの雪」とかいう意味）、毎年多くのスタートアップや投資家、メディアが集結します。昨年の「Slush15」には100カ国から1700社のスタートアップ、800人の投資家、630人のメディア、1万5000人の一般参加者が集まったとのことで、近年ではアイスランドや日本、中国、シンガポールでも”ご当地Slush”が開催されています。ちなみに日本のご当地Slush「Slush Asia」改め「Slush Tokyo」は来年2017年3月29〜30日に開催予定（過去記事はこちら）。この「Slush Asia」の情報しか伝え聞いたことのない方の中には「Slushって要するにシャレオツな起業家向けカンファレンスイベントなんでしょ？」と思っている方もいるかもしれません。しかし実際に現地に行ってみて分かりました。Slushはもはや起業家や投資家だけのイベントではなく「ヘルシンキ市全体を巻き込んだどえらいフェス」だということを。その巻き込みっぷりがどれだけ凄いかって、ヴァンター国際空港の中にブースを作って参加パスの受付をやるくらいなんですから。確かに世界中から万単位の参加者が集まったら、当日朝のパス受け渡しなんて長蛇の列になり過ぎて現場が大パニックになりますからね。
しかも出口を出たらすぐにあった。
参加申し込み時に返信されたシリアルコードを伝えると、その場でそれを照合して参加パスを印刷してくれて…
本当にパスがもらえた！しかも開催日に使用できる公共交通機関のフリーパス付きという太っ腹な神対応。ありがとうございます！
このような参加パスの受付は空港だけでなくヘルシンキ中心部の街中やショッピングモールなど複数のスポットで行われています。Slush 16のついでに市内観光する海外からの参加者もいるだろうからこれは効率的かつありがたいサービスです。
この黒地に白のポスターが目印。
参加パス受付場所一覧。日にちごとに対応時間は異なりますが計6ヶ所で受け付けています。
なお、Slushは本番2日間だけでなく、本番を中心に前後2週間にわたりヘルシンキ中でカンファレンスやワークショップ、ハッカソン、パーティなど様々なサイドイベントが行われているので、本当にSlushをエンジョイしたいのなら2週間たっぷり滞在するのが良いのでしょう。とてもそんな金はありませんが。
これは公式のサイドイベントの一例ですが…
パーティやり過ぎだろ。
フィンランド人はどんだけパリピなんだよ！…とまあこんな感じで連日酒浸りなので、どれだけちゃんとレポートできるか分かりませんが現地からなるべくたくさん記事更新しようと思っています。またSlush関連だけでなくフィンランド・ヘルシンキの情報などもUPする予定なのでどうぞお楽しみに！
最後に今回の行きの旅程を写真にてお伝えします。
まず家のある秋田県横手市から山形県の新庄駅まで移動して山形新幹線「つばさ」に乗り…
羽田空港からJALに乗り…
関西国際空港で一旦降りてフィンランドのフラッグシップ・キャリアであるFinnairに乗り換えヘルシンキへGO！
赤ワイン＆マリメッコ（フィンランドの超有名ライフスタイルブランド）の紙ナプキンなのにつまみがおかき。
FInnairはマリメッコ激推しでファーストクラスからエコノミーまでサービス品はだいたいマリメッコでした。この紙コップももちろんマリメッコ。
んふんふ（マリメッコのブランケットでぬくぬく）
出てくる度に紙コップの柄が違うという何気に細かいおもてなし。
いちいちなめこが写っているのはステマではなくただ単に私がなめこ好きなだけです。どこからも金は出ておらず完全自腹です。
 |
 |
