フィンランド・ヘルシンキにて開催されているスタートアップ向けのカンファレンスイベント「Slush」の音楽ビジネスに特化したスピンオフイベント「Slush Music」が、”本家”にあたる「Slush 16」と同日の11月30日〜12月1日の2日間にわたりヘルシンキにて開催されることが決定した。1日目は「Slush 16」と同じ会場であるCable Factory(Kaapelitehdas)にて行なわれるが、2日目はExhibition and Convention Center of Helsinki(Messukeskus)にて行なわれる。
「にわたり開催されることが決定した。「Slash」は世界最大級のスタートアップ及び投資家、メディアを対象としたフィンランド生まれのカンファレンスイベント。毎年11月〜12月にヘルシンキにて開催されており、昨年の「Slush15」には100カ国から1700社のスタートアップ、800人の投資家、630人のメディア、1万5000人の参加者が集まった。現在ではフィンランド以外の国でも”ご当地”「Slash」が開催されており、5月13日（金）〜5月14日（土）には”日本版”である「Slush Asia」が開催された。
「Slush Music」は、これまでTech系のスタートアップと投資家を対象としていた「Slush」に「音楽」の要素を加え、音楽業界に携わる人々をも対象としたイベント。現時点では、音楽発見アプリ「Shazam」の創業者のCHRIS BARTON氏や、定額制音楽配信「Deezer」のプロダクト戦略部門リーダーのJULIE KNIBBE氏、音楽に特化したクラウドファンディングプラットフォーム「Pledge Music」の創業者のBENJI ROGERS氏、ギター練習アプリ「Yousician」の創業者・CEOのCHRIS THUR氏ら14名の登壇が決定している。現在Webサイトにて早割価格にて参加申し込みを受け付けており、学生・アーティスト・プロデューサー・起業家は無料、それ以外の参加者は295ユーロ（約3.3万円）となっている。