3D仮想空間「Second Life」などの各種サービスを運営するLinden Labが、VRに対応した新たな3D仮想空間「Sansar」のプレビュー版をクリエイター・ユーザー向けに公開している。
Linden Labでは、2014年6月よりSecond Lifeのアップグレード版ではなく、VRにも対応した新しい仮想空間サービスの開発を進めていることを明らかにしていた(過去記事はこちら)。「Project Sansar」の”Sansar”とはサンスクリット語で「世界」を意味する言葉で、あくまでもプロジェクト名であり正式サービス名ではないとのことだったが、現時点では「Sansar」の名前を残したままサイトも公開されている。同社では「Sansar」を”ユーザーによって作られるソーシャルなVR体験のプラットフォーム”としており、Second Lifeと同様に建築物やアバター用の各種アイテム、プログラムなどをユーザー自身で作ることができるサービスにするとのことで、クリエイター・ユーザーは正式リリースに向けてサービス改善とコンテンツの充実を図ることを目指し、実際にログインしてLinden Labにフィードバックを提供する役割を担う。