世の中には「世界観とか設定とかルールとか操作方法とか全く意味不明だけどグラフィックがとにかく素晴らしいので何もかも許せてしまう」というレベルの雰囲気ゲーがあります。そして私はそんな雰囲気ゲーが大好きです。もはやゲームとしての面白さは二の次です。ゲームとしてクソゲーであっても「触って楽しめるインタラクティブアート作品」であればそれでOK!最近久々にそんなレベルの雰囲気ゲーに出会いました。それはiOS向けパズルゲーム「夢境 The Dreamland-Lost Stars」です。クリアした時に展開する幻想的なアニメーションがとにかく美しく見応えがあります。
ゲームの内容は、2人の天使っぽいキャラクターを画面タップで移動させ、星と月を押し出して出会わせるというもの。月側の天使と星側の天使は明確に役割分担されており、画面下の丸いアイコンをタップしてどちらを動かすか切り替えます。ルール的には倉庫番っぽい感じですが、2人天使をどういったタイミングで切り替えるか?どのルートを進むか?を考えるのが重要なポイントです。
画面を長押しするとグリッドが表示され、何マス動かせば希望の場所に移動できるか分かりやすくなります。最初のステージはチュートリアルも兼ねている簡単なもので、一直線の道に従い月と星を前に押し出せばOK。
上記のチュートリアルステージをクリアしたところ。ブロックが積んであったところが雲に沈み、出会った月と星が空で光輝きます。
2つ目のステージはこんなの。ブロックの構造自体は先程のチュートリアルステージとたいして変わりませんが、月と星の配置が変わり、月が上に配置されています。天使をどの順番でどう動かせばいいのでしょうか?
タネ明かしになりますが、星側の天使をずーーーっと動かして月側の天使の頭上まで星をずらし、次に月側の天使を月のあるところまで上昇させればクリアです。
画面右下のアイコンをタップすると画面のスクリーンショットを撮影でき、それを各種ソーシャルメディアにも投稿することもできます。
3つ目のステージ。これは結構難易度が高いです。
失敗して月や星を落っことすとステージ自体が崩壊してしまいます。でもそのシーンすら美しい…
どうしても分からない場合は、画面右上のアイコンをタップして動画広告を視聴すると”答え”を見ることができます。しかし正解は一つではないので、敢えて自力で様々なルートを試してみるのもよいでしょう。
もちろん先に進めば進むほどステージの構造は多様になり難易度も増していきますが、その分答えのバリエーションも増えていきます。是非いろいろ試行錯誤してみて下さい。