クラウドゲーム技術の開発・提供を手がける台湾のUbitus Inc.が、ユーザーがWeb広告内でアプリやゲームをプレイできる体験型広告(プレイアブルアド)技術「C2P」(Click to Play)を日本国内にて提供すると発表した。その展開第一弾として、株式会社D2C Rとの協業によるソリューションを提供する。
本技術では、企業が提供するアプリやゲームをクラウドサーバー上で仮想化し、双方向型の動画ストリーミングを通じてユーザーのスマートフォンやPCなどのブラウザ上に体験型広告として配信する。ユーザーはインターネット広告をクリックするだけでアプリやゲームを即座に体験でき、一定時間の試遊後には企業が指定するアプリストアや登録サイトに移動することができる。「C2P」はHTML5に対応しているため、ユーザーは体験プレイ時にアプリやプラグインのダウンロードをする必要がなく、企業はアプリやゲームの体験プレイをユーザーに簡単に提供できる。同社では本ソリューションにて柔軟かつ低コストでゲームの仮想化や大規模で安定したインフラを提供するとのこと。