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2000年に3Dプリンタと3Dデータ活用の普及を予言していた大越孝太郎さんの傑作コミック「フィギッシュ」

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フィギッシュ

今でこそ低価格な個人用3Dプリンタや3D掘削機も販売され、3Dデータ共有サービスも珍しくなくなり、それらに関する国内外のニュースも毎日何かしら報じられもはや珍しくも何ともなくなりました。しかしそんな世界を今から14年前に予言していたマンガがあったことをご存知ですか?それがこれ、大越孝太郎さんの「フィギッシュ」です。

本書は氏の短編を集めた作品集的な内容で、最後に収録されている作品「フィギッシュ」は「フィギュア製作」と「3Dデータ共有」がテーマとなっています。内容は現実の女の子をモデルにフィギュアを彫刻して3Dデータ化する原型師とモデル達のお話。作中のキーアイテムとしてローランド社の「モデラ」と思しき3D掘削機が登場します。またフィギュア原型を3Dスキャナでスキャンしデータ化する工程を説明するため大きくページが割かれていたり、さらに3Dデータをメールで送受信し、それを各自家庭の3Dプリンタで出力するという「3Dデータ活用の未来像」的なものも描かれています。作中に「ユーザーのなかにはスケールを等身大に引きのばして楽しんでいるヤカラもいるだろうな」という台詞があるのですが、今後3Dプリンタが今よりももっと低価格になり一般家庭にも普及すれば十分現実になり得る話でしょう。こんな内容のマンガが今から14年も前に描かれていたなんて、つくづく大越先生の感覚の早さに驚かされます。ちなみに本書はしばらく絶版状態だったのですが、今年9月に突然重版されました。この背景にも3Dプリンタや3Dデータに対する注目の高まりがあるような気がしてなりません。
なお、お話自体はちょっと猟奇的なので苦手な人はご注意下さい。

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