北欧・ロシア・バルト三国のIT情報を発信するArctic Startupが伝えるところによれば、フィンランド生まれのスマートフォン/タブレット向けゲームアプリ「Benji Bananas」がリリースから3ヶ月で1500万ダウンロードを突破したという。
「Benji Bananas」は2月末にリリースされた横スクロール型の物理アクションゲームアプリ。プレイヤーは猿のキャラクターを操作してバナナを集めながらロープを揺らし、次々と先にあるロープへ飛び移ってゴールを目指す。一見可愛らしいライトユーザー向けのゲームだが、ロープの揺れ幅やタイミングを見極めなければならず、且つ一度でも落下すると即ゲームオーバーになるシビアなシステムが話題となり、ほぼ口コミだけで全世界でユーザーを獲得した。同タイトルを開発したのはフィンランド・トゥルクに拠点を置くスマートフォン向けゲームディベロッパーのTribeflameで、パブリッシングを担当したのも同じくフィンランドのオウルに拠点を置くFingersoft。これまでTribeflameはボードゲームを基にしたゲームアプリを8タイトル開発してきたが残念ながらあまり振るわず、「Benji Bananas」では確実にユーザーの支持を得るためカナダとオーストラリアで1年近くテスト版の配信を行い微調整を繰り返してきたとのこと。