3DプリンタメーカーMakerBotのCEOであるBre Pettis氏が、現地時間の3月8日に米テキサス州オースティンにて開幕した「South by Southwest 2013(SXSW 2013)」の基調講演に登壇し、デスクトップ型3Dスキャナ「MakerBot Digitizer Desktop 3D Scanner」を発表した。
MakerBotは現在主要な3Dプリンタメーカーの一つとして知られており、同社の3Dプリンタはアメリカだけでなく世界各国で販売・使用されている。また同社は3DCGデータの共有・販売プラットフォーム「Thingiverse」を運営しており、こちらも世界中のクリエイターが利用している。「MakerBot Digitizer Desktop 3D Scanner」は同社の3Dプリンタと同様に小型のデスクトップサイズで、レーザーとカメラの組み合わせにより様々なものをスキャンしてデータ化できるという。発売時期や価格、仕様などの詳細はまだ公開されていないが、現在同社のサイトには先行登録ページが設けられており、ここでメールアドレスを登録しておけばいち早く最新情報を入手できるとのこと。