遅ればせながら、2019年11月22日(金)にリニューアルオープンした渋谷PARCOに行き、同施設の地下1階にてティフォン株式会社が展開する「ティフォニウム・カフェ」にて”魔法パフェ”を体験してきました。
「ティフォニウム・カフェ」は、ティフォンがお台場と渋谷に展開しているVRテーマパーク「ティフォニウム」の新業態店舗で、”黄昏時にだけ突如として現れる幻のサーカス「トワイライト・サーカス」が”コンセプトの空間で、ARを使用した演出を体験できるスイーツ「魔法パフェ」を楽しめます。
「魔法パフェ」は全5種類あり、それぞれで異なるAR演出を見ることができますが、人気のメニューは営業時間中に売り切れてしまうこともあるようです。
オーダーの手順は、先に点灯のカウンターで会計を済ませてトレイを自席まで持っていき、パフェの完成を待つというもの。パフェはオーダーが入ってから一杯ずつ作るので少し時間がかかりますが、待っている間退屈することはありません。というのも、各席にはタブレットが置かれており、そのカメラをトレイの上にあるコースターにかざすことでパフェが来る前からAR演出を見ることができるからです。つまりコースターがARマーカーになっているんですね。
タブレットの画面でAR演出を見ているところ。コースターの上に野外劇場が出現し、様々なキャラクターが動き出しました。タブレットには魔法パフェ専用のアプリがあらかじめ設定されており、そこで自分のアカウントを作成すると、アプリ内機能でAR演出のスクリーンショットを撮影することができます。
スクリーンショットは100枚まで撮影可能で、後でまとめてダウンロードリンクを作成して自分のスマートフォンで閲覧したり、端末のアルバムに保存することができます。
以下はアプリ内で撮影したスクリーンショットです。
カメラをかざすとコースターの上に一枚のカードが出現し…
それが開いて劇場になりました!
スクリーンの幕が開くと共にキャラクターが登場し、スクリーンで上映される映像を見始めました。上映されているのは、ティフォニウムで展開中のホラー系VRアトラクション「コリドール」のPVです。
AR演出はフル3DCGで、その範囲も思った以上に広く、”引き”でのぞき込むとその全景を見ることができます。
AR演出は何度でも視聴可能で、何度か繰り返し見つつスクリーンショットを撮影していたらオーダーした魔法パフェが来ました。この状態で再度タブレットのカメラをコースターにかざすと…
今度はテーブルから本が現れました。どうやらAR演出用のアプリはコースターの上にパフェのグラスが置かれているかどうかを認識して再生するAR演出を変えているようです。
本の表紙が開きましたが、そのページの中央がじわじわと焼け焦げて穴が開き、周囲に不自然に揺れるシャンデリアや人魂、幽霊や人魂が出現してホラーな空間となりました。これもVRアトラクション「コリドール」をイメージした演出です。
焼け焦げの穴はちょうどパフェを飾るフレームのようになっています、これはSNS映えしそう。
なお、食べかけの状態と完食の状態でも試してみましたが、グラスの状態に関わらずAR演出を何度でも見ることができました。
そこで思い付きました。
グラスの前にぬいぐるみを置けばAR演出を「ぬい撮り」に生かせるのでは?
ということでやってみました!
結論:いける
AR演出はフル3DCGのため、カメラアプリのフレームとはまた違った不思議な存在感があります。残念ながら魔法パフェのアプリには動画撮影機能はありませんが、タブレットの画面をさらに自分のスマホで撮影すれば動画のぬい撮りも不可能ではありません。工夫次第でもっと面白いぬい撮りもできそうです。
ちなみに「ティフォニウム・カフェ」の店頭では、ギフト用にスマホのAR機能を通して贈った相手に想いを伝えられる全4種類の「ティフォニウム・チョコレート」も販売されています。来店の記念にこちらも是非どうぞ。
【店舗概要】
店舗名称:「ティフォニウム・カフェ」
定休日:渋谷PARCOに準ずる
所在地:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO地下1階