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パナソニック、CES2020にてHDR対応の眼鏡型VRグラスを発表

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パナソニック株式会社が、現在米ラスベガスにて開催されている消費者向けエレクトロニクス展示会「CES2020」において、4Kを超える高解像度でHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した眼鏡型VRグラスを発表した。10日まで同イベントのパナソニックブースにて参考出展する。

パナソニック、CES2020にてHDR対応の眼鏡型VRグラスを発表

パナソニックは、同ガジェットに搭載されているマイクロ有機ELパネルをVRグラス向けデバイスメーカーのKopinと共同開発。さらに、テレビやブルーレイディスクプレーヤーなど映像機器の開発で培ってきた信号処理技術とテクニクスの音響技術、デジタルカメラLUMIXの光学技術を融合させることにより、映像に引きこまれるような臨場感あふれる仮想現実を良好な装着感で快適に体験できる、高画質・高音質かつ小型・軽量・眼鏡型のVRグラスを実現したという。
今後同社では、5G商用サービスの本格化に向け、様々な用途に応用できるよう開発を進め、新たな顧客価値の創出に取り組むとしている。
主な特徴は以下のとおり。

(1)4K超/HDR対応の高画質
・Kopin社とパナソニックが共同開発したマイクロ有機ELパネルを搭載
・画素境界が網目のように見える「スクリーンドア効果」の発生を抑え、自然で滑らかな映像を実現
(2)超低音から高音まで広帯域再生に対応する高音質
・磁性流体を用いたテクニクス独自のダイナミック型ドライバーを採用することで振動板の正確なストロークを可能とし、超低歪再生を実現
(3)小型・軽量でヘッドバンドのいらない快適な装着感
・Kopin社・3M社・パナソニックで新たに共同開発した光学モジュールを採用することで、歪みを抑えた自然な映像を超単焦点で表示。小型・軽量で眼鏡のような形状を実現

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