太陽になって太陽光が苦手な女の子を守り抜くディフェンスゲーム「テラセネ それでも君を照らしたい」や、神様になって人間が建設する塔を破壊するタップゲーム「バベルンルン 神々のラグナロクま」など、ユーモラスかつゆるかわいい「たぷたぷした白いクマさん」が登場するタイトルで知られるSleepingMuseum(森のゲーム開発室)さんが、「デジゲー博2019」に最新作の「まつろぱれっと」を出展していました。
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「まつろぱれっと」は、これまでの開発タイトルとはうって変わって「ホラー」な作風が特長のアドベンチャーです。事の発端はある一枚の絵画。キャンバスにかけられた布を取り去ると…
そこに描かれたいたのは一人の少女。しかしその絵画は呪われており、少女は生きていたのです!呪いの絵画の中に住む少女は、主人公に次々と理不尽な要求を投げかけ、それに応えないと殺すと脅します。果たして主人公は少女の要求に全て応えて生き延びることができるのでしょうか?
携帯で外に助けを求めようにも、少女の呪いのためかなぜか外部に繋がりません。ちなみに白いクマさんは本作にもしっかり登場していました。
唯一アクセスできたのは、これまで少女の要求に挑戦してきた画家が残した掲示板の書き込みのみ。まずはこれをヒントに少女と対決です。
最初の要求は「お腹がすいたから何とかしろ」。そこでまずは絵の中にリンゴを描き加えることにしました。しかし…
描いた場所がまずかったのか、少女は機嫌を損ねて主人公を呪い殺してしまいました。そこでもう一度挑戦したら…
場所は適切でしたが、今度は塗る色をしくじってまた死亡。少女が機嫌を損ねた理由によって死に様が異なるのがいちいち細かいです。
じゃあどの色が正解なんだ!とヤケクソになって青く塗ったら…
やっぱり死亡。
このように、少女の気分によって様々なパターンの「死」が待っており、何度もプレイしていくうち「次はどんな死に様になるのかな?」と、楽しみポイントが当初の目的からズレていくのがまた面白かったです。トライ&エラーを繰り返し、その度にいろいろな死に様を楽しむという点においては、本作は死にゲー「生きろ!マンボウ!」と似たタイプのタイトルと言えます。
なお、既に近日リリースの段階に入っているとのことで、現在「予約トップ10」にてiOS版/Android版の予約受付が行われています。予約ページは以下より↓
こちらはブースに飾られていた樹脂粘土製の白いクマさんのフィギュア。かわいかったので撮影させてもらいました。