凸版印刷株式会社が、従業員一人ひとりの安全に対する意識向上を目的に、ローラーへの巻き込まれを体験できるVRコンテンツと、映像と連動して実際に巻き込まれの疑似体験ができる「巻き込まれ体感機 for VR」を開発した。埼玉県川口市にあるトッパン研修センター内の安全道場に設置し、2019年8月より本格稼働させる予定。
「巻き込まれ体感機 for VR」は、印刷機(オフセット輪転機)とインキや水を付けたりする印刷ローラーをVR映像により忠実に再現しており、誤った作業を行いローラーに巻き込まれてしまう映像を見て、労働災害の危険性を目と耳で体感できる教育コンテンツ。実際にローラーに自分の手が巻き込まれる衝撃を映像と連動して体感することができ、安全な作業の重要性をより効果的に学ぶことができる。