東北大学と株式会社日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである株式会社NeUと、株式会社FOVEは、FOVEの持つ視線追跡型VRヘッドマウントディスプレイ「FOVE 0」にNeUのNIRS脳活動計測センサー「HOT-1000」をビルトインした、VR視聴時の視線情報および脳活動の同時取得が可能な一体型デバイスを共同開発した。
同デバイスは、VRコンテンツを体験中の体験者の脳血流や心拍、視線のトラッキング・占有率、瞬目、瞳孔径といった複数生体指標を分析することができ、ディベロッパーは仮想空間内の興味関心や集中・注意を可視化・数値化することができるようになる。NeUは同デバイスを活用した新たなニューロマーケティングサービス「NeU-VR」を、企業ユーザーを対象に11月より開始する予定。また両社は、同デバイスを現在開催中の「CEATEC JAPAN 2018」のNeUブース(小間番号：B010)にて展示している。
