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【TGS2018レポート】枕投げで悪夢を撃退するVRシューティング(?)ゲーム「東京ナイトメアガール」

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【TGS2018レポート】枕投げで悪夢を撃退するVRシューティング(?)ゲーム「東京ナイトメアガール」

株式会社シリアルゲームズが、東京ゲームショウ2018のビジネスソリューションコーナーにて、同社が現在開発中のOculus GO向けVRシューティングゲーム「東京ナイトメアガール」のプロトタイプ版を試遊出展していたのでプレイしてみました。

シリアルゲームズは「ゲームアプリ」「WEBシステム」「インフラ/ミドルウェア」の3種類の技術分野を集約して新たなデジタルエンターテインメントを提供している企業で、今回の東京ゲームショウでは、同社の主な業務内容である「ゲームコンテンツ開発/フロントエンドデベロップメント」「ゲームサーバ開発/バックエンドデベロップメント」「WEBサービス/システムデベロップメント」の説明を行っていました。なのでVRゲームの開発がメインの業務というわけではないようでしたが、それでも「東京ナイトメアガール」はプロトタイプ版とは思えないほどの完成度で、普通にプレイして楽しめる内容となっていました。

【TGS2018レポート】枕投げで悪夢を撃退するVRシューティング(?)ゲーム「東京ナイトメアガール」
本作は、15才の少女「夢乃うつつ」(CV:上間江望)が毎晩同じ夢に現れる巨大なナイトメアモンスターをピローファイト(枕投げ)で撃退するシューティング(?)ゲームです。ナイトメアモンスターは暗闇に浮かぶ月の頭をしており、咆哮をあげながら時折ビームのようなものを放出し夢乃うつつに襲い掛かかります。そこでプレイヤーは夢乃うつつとなって彼女を操作し、悪夢の世界で空飛ぶベッドを駆り、ナイトメアモンスターの攻撃を避けつつ弱点である頭を狙って枕を投げ反撃します。

【TGS2018レポート】枕投げで悪夢を撃退するVRシューティング(?)ゲーム「東京ナイトメアガール」
具体的な操作方法は、Oculus GOのコントローラーのトリガーを引きながら腕を振ることで枕を投げるというもので、すぐにホイホイ投げずにしばらく”溜め”を行うとより強力な力で枕を投げることができます。ただし何度も連続して投げ続けると夢乃うつつが疲れて動けなくなってしまうので、何も考えずにやたらめったら投げまくるのはやめましょう。

【TGS2018レポート】枕投げで悪夢を撃退するVRシューティング(?)ゲーム「東京ナイトメアガール」
ナイトメアモンスターは定期的に攻撃を加えてくるので、ただ枕を投げ続けているだけだと攻撃をもろに食らってすぐに負けてしまいます。そこで防御に有効なのが「布団」。ナイトメアモンスターが攻撃しそうになったら、即コントローラーのトラックパット上部を長押しして枕から布団に持ち替え防御します。それにしても枕を投げて戦って布団で防御って中学生の修学旅行の夜みたいですね。
前述のとおり本作は東京ゲームショウ2018向けに用意されたプロトタイプで、プレイできるのはボスとのバトルのみではありますが、ゲームの世界観とプレイ方法をつかむには十分なボリュームだと感じました。特に悪夢の世界とナイトメアモンスターのデザインおよび表現のセンスが良く、ゴシックなテイストが好きな人なら確実に気に入るでしょう。リリース時期は2019年内の予定で、ダウンロード価格などの販売概要はまだ未定とのこと。この作風が気になった方は今後の同社の情報をチェックしてみて下さい。

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