VR空間内でイベントやライブを楽しめるソーシャルVRサービス「cluster.」を開発・運営するクラスター株式会社が、シリーズBラウンドとしてXTech1号投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資による総額約4億円の資金調達を実施した。また、資金調達にあわせ社外取締役にユナイテッド株式会社取締役や株式会社メルカリ社外取締役などを務めた手嶋浩己氏が就任した。
クラスターは、誰もがバーチャル上でイベントやライブ、カンファレンスを開催できるVRアプリ「cluster」を展開しているスタートアップ。同時に最大5,000人と接続が可能で、バーチャルな空間でしか味わえない体験を提供することを特長としており、有料チケット制イベントなども開催している。既にユーザーはカンファレンスイベントや交流イベントなど様々なイベントを実施しており、同社も「集まる」シチュエーションやバーチャルタレントと「会える」イベント、音楽ライブなど、新たなエンタメ体験をあらゆる角度から模索している。
今回調達した資金により、今後同社はさらなる事業拡大に向け、プロダクト開発や人材採用強化を図り、更にビジネスを加速させ3年で1,000億円を超える規模の経済圏インフラを目指すとしている。