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JOGA、「オンラインゲーム市場調査レポート 2018」を発売

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JOGA、「オンラインゲーム市場調査レポート 2018」を発売

一般社団法人日本オンラインゲーム協会(以下JOGA)が、2004年より発表している日本国内のオンラインゲーム市場の調査報告書「オンラインゲーム市場調査レポート」の最新版を発表した。それによれば、オンラインゲームは、PC、フィーチャーフォン、スマートフォンと主要デバイスは変遷を遂げているものの、市場は年々拡大しており、2017年の市場規模は1兆円3,603億円となったという。

JOGAはオンラインゲームを「インターネットを介してプレイするゲーム」と定義しており、通信環境の向上やデバイスの多様化により、時間や場所を問わずオンラインゲームがプレイできるようになっ近年の状況を考慮し、2014年から「PC&コンソールゲーム機/スマートフォン&タブレット/フィーチャーフォン」とデバイスごとにカテゴリーを分け、それぞれに調査を実施している。
その結果、2017年の各デバイスのオンラインゲーム市場は、PC&コンソールゲーム機836億円、スマートフォン&タブレット1兆,2,388億円、フィーチャーフォン379億円となり、それらを合わせた2017年の国内オンラインゲーム市場は、1兆円3,603億円になった。2016年と比べると6%の市場拡大だという。
また、オンラインゲームにおいてアニメやマンガ等IPとのコラボ・キャンペーンが増加傾向にあるが、このキャンペーン期間におけるゲームタイトルのサービス売り上げを今年初めて調査。その結果、その期間だけでも売り上げは693億円であることが分かったとのこと。この数字にはIPそのものをゲーム化しているゲームタイトルの売り上げは含んでいない。
なお、同団体はゲーム会社のeスポーツ開催実態についても調査しているが、eスポーツイベントを実施したゲーム会社の63%が賞金付きのイベントを実施していた。さらに国内のオンラインゲーム事業者の海外展開についても2014年から調査を実施しているが、2017年は、タイトルの海外輸出(ライセンスアウト)、国内からの海外向けゲーム運営、海外拠点におけるゲーム運営の売り上げ合計が2,265億円となった。

「JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2018」は現在JOGAの公式サイトにて販売されている。

◆JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2018概要
第1章オンラインゲームビジネスについて

1.ゲームサービスタイトルについて
(1)2017年のサービスタイトル数と年次推移
(2)デバイス別サービスタイトル数の推移
(3)サービス終了タイトル数の推移

2.ゲームサービス事業について
(1)ゲーム1タイトルあたりの月平均運営サービス関連コスト
(2)ゲーム1タイトルあたりの平均開発費
(3)ゲーム1タイトルあたりの年間平均広告宣伝費ほか
(4)ゲーム会社1社あたりの年間平均広告宣伝費
(5)自社タイトルユーザーを対象としたeスポーツ(ゲーム競技)イベントについて

3.ゲームサービス売上について
(1)年齢層ごとのゲームユーザーの課金率について
(2)ゲームユーザーの課金額についてARPU
(3)ゲームユーザーの課金額についてARPPUほか
(4)国内オンラインゲーム市場規模
(5)IP(アニメ、マンガ等)とのコラボによるゲーム運営サービス売上
(6)オンラインゲームの海外総売上ほか

第2章オンラインゲームユーザーについて

1.汎用デバイス(スマートフォン等)ユーザー全体について
(1)汎用デバイスゲームユーザーの分布状況
(2)昨年からの変化ほか
(3)ゲームプレイ時間
(4)ゲームをする場所・シーン
(5)課金のきっかけ、動機
(6)新しいゲームを遊ぶきっかけ
(7)eスポーツの認知・参加状況

2.PCゲームユーザーについて
(1)ゲーム利用しているPCの種類
(2)ゲーム利用PCのCPU
(3)グラフィックボードの利用状況
(4)ゲーム利用PCのメモリ容量ほか
(6)マルチプレイ状況
(7)オンラインマルチプレイの相手

◆「JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2018」販売概要
f-ismサイト内で独占販売
形式:PDFデータ(CD-ROM)/価格:30,000円(税別)

詳細はこちらから
http://www.f-ism.net/report/joga2018.html

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