グリー株式会社が、VR映像をより高品質に低コストで活用するためのソリューション「XTELE」(クロステル)の提供を開始した。
「XTELE」は、VRを中核としたTELEPRESENCE(遠隔臨場感)技術を、高品質、効率的、効果的に活用するためのソリューション。エンターテインメント領域にとどまらず、「VRオフィス見学」などの採用や企業内での研修・トレーニング向けの企画制作実績に基づき、高品質なVR映像制作サービスを提供する。また、独自のステレオ立体視撮影機材や量産可能な編集ワークフローを持つ株式会社シータとの資本業務提携により、業界トップレベルの3DVR映像制作の提供も可能だという。また、ローカルネットワーク内での管理者用端末からの接続HMDの管理やコンテンツのインストール、一括再生機能もあり、オペレーションコストを抑制することができる。コンテンツ配信に於いては、ダウンロードとストリーミングの双方に対応しており、ストリーミング時には、Yerba Buena VR社のFOV機能を活用することで、注視点の最高画質配信(最大8K/60FPS)と伝送データ量抑制を両立することができる。また、同機能を活用したライブ・ストリーミング配信についても、会場での撮影から配信までワンストップでサポートすることができるとのこと。
今後グリーでは、VR映像の企画制作、会議室やイベント会場といった特定ロケーションでの利用、ネットワーク配信に必要となるコンポーネントをワンストップで提供していくという。
■「XTELE」サービス構成
■「XTELE」の概要
サービス名 | XTELE(クロステル) |
提供開始日 | 2018年6月27日 |
提供コンポーネント | Contents Production -高品質なVR映像を- Location Management -ロケーションでの活用をもっと効率的に- Contents Distribution -ネットワーク配信を高品質且つ効率的に- Analytics (*2) -費用対効果の可視化を- |
サイトURL | https://xtele.net/ |
問い合わせ | https://xtele.net/contact.html |